こんにちは、編集Mです。
春の新連載ラッシュにばたばたとしていて気が付いたらもう7月!
もうすっかり夏ですね。
すでに猛暑の気配を感じまくっているのですが、こんな暑い日に食べたくなるのがエスニック…!
ということで、先日アジア料理のお店に行ってきたのですが、デザートを食べようとメニューを観たときにこの文字が!
\愛玉子!/(オーギョーチーと読みます)
ご存じの方も多いと思いますが、「愛玉子」はレモン味のもちもちとしたゼリー、ほどよい酸味と甘みがさわやかな台湾スイーツです。
※これは先日食べた愛玉子
私が初めてこの愛玉子の存在を知ったのは、中学生の時に歯医者の待合室で読んだ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」第64巻から。
そこに、両さんが谷中にある甘味処に立ち寄ってこの「愛玉子」をおみやげに買うシーンがあり、不思議な名前を持つ謎の甘味に「愛玉子ってどんな味なんだろう…?」と歯を削られに行くたびに「こち亀」を手に想いを馳せていました(笑)。
そして、そこから数年後、上京した私は大学近くにあるバーミヤンで再びその文字と出会います。
メニュー欄に「愛玉子」という文字を見つけた私は、「こち亀にあった愛玉子(オーギョーチー)だ!!!」と大喜びであの時夢見た漫画の中の味を堪能しました。
あの時のさわやかな甘みは、いまでも忘れられません。
それ以降、お店で「愛玉子」の文字を見つけると頼まずにはいられなくなってしまったのですが、巡り巡って今は『最後のレストランDante』というグルメを扱う漫画の担当をしているのだから人生とはわからないものです(笑)。
漫画のおかげで出会えた味――読者の皆さんはありますでしょうか。
ちなみに、愛玉子を扱っているお店はあまり多くないので、見かけたらぜひ一度ご賞味ください!
[M]