【最近の編集部】芸術の夏でした。

こんばんは、編集部のMずみです。

せっかく編集部ブログができたのにお知らせだけなのはもったいない!ということで、部員交代で編集部のあれこれをお届けできたらと思います。

 

この夏は暑さのあまり中々(仕事以外の)遠出はできなかったのですが、

個人的には嬉しい展示イベントがいっぱいの夏でした!

 

一つ目は、花とゆめ展!

10代から読んできた作品たちが並ぶメインスペースは壮観!

年代ごとに並べられた美麗な原画を眺めながら感嘆の声をあげていたのですが、

少女漫画は年代ごとの流行りのファッションや小物、メイクなども描かれているので、こうして年代ごとにカラー原画を見るのはとても面白いです。

この作品とこの作品は同時期だったんだ!? やこの表紙覚えてる~!! など、友人と思い出話をしたりも(笑)。

 

展示方法も工夫されていて、原画展示だけでなくパタリロおみくじが引けたりフォトスポットがあったりと来場者が参加できるものがあるのも嬉しいところでした。

 

次に行ったのは、CLAMP展!

カラー原画にモノクロ原稿とこれだけたくさんの生原画が展示されていることにとにかく圧倒されました。

自分が子供時代に大きく影響を受けた作品や大人になって手に取った作品など、この美しさでこれだけの数の作品を世に送り出してきたCLAMPという創作集団の凄さと、その作品を愛する来場者さんの熱気にくらくらするほどでした。

 

個人的に素敵だと感じた展示は、この作中のセリフを集めた言葉のゾーン。

おみくじのように色んなキャラクターのセリフが書かれたステッカーを引けるのですが、それを来場者が壁に貼ることができる仕組みになっていて、数々の言葉たちが部屋を埋め尽くしている様は、とても幻想的な光景でした。

 

以前開催された「応天の門展」でも、キュレーターの方が言葉を大事に見せる演出を組んでくださったことがあったことを思い出しました。

こういった展示イベントは、その作品や作家さんそれぞれの魅力を伝えてくれるので、足を運ぶとあらためてその「好き」を再認識できるのがいいですね。

 

余談ですが、整理券を取って列に並んでいたところ、「Mさん!」と声をかけられ顔をあげると別班のTさんが…!!Tさんも同じくCLAMP展に来ていたのでした。

漫画編集者、休みの日にも漫画の現場にいる(笑)。

 

[M]