こんにちは、編集部のTSMと申します。
10月なのにまだまだ暑かったり、寒かったりと不安定な空模様が続きますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
近頃、『ドルおじ #ドールに沼ったおじさんの話』のさとうはるみ先生がX(旧Twitter)上にて#ドールと担当さんというハッシュタグを通じて担当編集(私)との制作秘話などをアップされておりました。
その中でも表紙撮影の際のスタジオのお話に注目いただいておりましたので、せっかくなら編集部ブログの中で綴らせていただきたく思います。
本作は内容的に取材をさせて頂く機会が大変多い作品です。ご協力いただく皆様のご厚意で実在のお店や商品などを取材し、そのままの形で作品上に登場させていただいています。
ただそれは作品内だけでなく、表紙の背景なども実在のスタジオに赴き、いくつかのアングルでさとうはるみ先生が撮影をし(私がモデル)、参考にしたものを表紙として描いております。
ただこの表紙撮影は毎度なにかしらトラブルが起きており、現在3巻までの表紙撮影をすませておりますが色々なことを思い起こします…。
第1巻の表紙撮影、あれは2023年の6月初頭でした。
まず当日の天気は台風が近づいてきており朝からどしゃ降りの大雨。そのため電車が遅れており、開始時刻ギリギリになっての到着という開幕から踏んだり蹴ったりのありさま。さらに大雨の中スタジオに向かったたのですが、まさかの二人共方向音痴のためスタジオの位置が掴めず、四苦八苦。どうにかして辿り着いた時には結構な濡れ具合というまさに泣きっ面に蜂の状態。
こんな状態で、しかも開始時間にも遅れ今日はまともに撮影できるのだろうか。不慣れな外の現場に正直な話、少しばかり心が折れかけていました。
しかしようやくたどり着いたスタジオの内装を見て我々はそんなことなどすぐに忘れてしまいます。
写真で事前に拝見していましたが、実物はそれ以上に美しく幻想的な素晴らしいスタジオで細かな部分にもこだわられた内装がいくつものしきりで分かたれておりました。
全体を見渡すとそれぞれ独立した世界が並び立つようでまさに圧巻!
今までスタジオ撮影を経験してこなかった二人ですので興奮冷めやらぬまま店主さまに質問をし、何枚も撮影をさせていただきました。
そうして試行錯誤を重ねて出来上がったのが、1巻の凛々しい表情の真澄とスターレットになります。
といった形で、今回はスタジオ撮影の道中でのトラブルのお話でしたが、いかがでしょうか?
続く2巻、3巻の撮影時やその準備段階でも様々な苦難が待ち受けておりましたが、そのお話はまた次の更新担当の時に綴らせていただきます。
それではまた~。
[TSM]